糖尿病発症における自覚症状

糖尿病の治療で大事なのが、早期発見・早期治療です。
どんな病気でもそうですが、早く発見するほど病状も回復しやすくなり、その治療も楽なものとなります。
糖尿病は誰もが発症してもおかしくない病気ですから、定期的な健康診断と日頃の体調管理には気をつけたいものです。特に日本人に多い2型糖尿病は生活習慣が原因となって発症しますから、普段から暴飲暴食気味、運動不足といった事が当てはまる人は要注意です。

そんな糖尿病の自覚症状とはどんなものかというと、これがなかなかわかりにくいもの。
代表的な症状としては、トイレの回数が増えて尿の量が多くなる異常な程にのどが渇く…といったことが挙げられます。この3つは糖尿病による高血糖を示す典型的なサインです。

また、ダイエットしているわけでもないのに体重が急激に落ちる…なんておよそ糖尿病とも関係ないような症状もあります。糖尿病というと太っている人になりがちな病気に思えますが、実は痩せている人も十分に気をつけなくてはいけない病気なのです。他にも倦怠感や疲労感、目のかすみ、たちくらみ、手足のしびれなど、体全体にさまざまな異変が起こるようになります。当てはまるようなことがあれば、すぐにでも血糖値を測定したほうが良いです。

意外と多い!?隠れ患者と予備軍

糖尿病の自覚症状をわかりにくくしている主な理由としては、痛みなどといったあきらかに異変とわかる症状がない事です。人は痛みに敏感な生き物ですから、ちょっとした痛みにも反応してしまいます。
ところが、糖尿病では痛みを感じる自覚症状がないですから、知らず知らずに病状を進行させてしまいがちなのです。治療を受けないといけない状態であるのに、それさえも気が付いていない人が実に多いのです。

この発症しているのに気が付いていない人を、隠れ糖尿病患者と呼んでいます。
糖尿病においては実際の患者さんと同じくらい、もしくはそれ以上にいるのではないかともいわれています。
また、いつ糖尿病を発症してもおかしくない、糖尿病予備軍
これは一応、ギリギリ糖尿病ではないけれど、もしかしたら明日には糖尿病を発症してしまうかもしれないという、まさに崖っぷちともいえる怖い状態にある人を指し示しています。
落ちる寸前に生活習慣を改めるなどして改善されればいいのですが、そのまま改善することなく発症してしまうこともあり、それがいつなのかはわからない、まさに崖っぷち状態です。

糖尿病は一度発症すると完治するのは今の医学では不可能です。
死ぬまでその治療をおこなわなくてはいけなくなるのです。ただ、妊娠中という特殊な状態において起こる妊娠糖尿病は、出産と同時に完治することがほとんど。でも、油断しているとそのまま本当の糖尿病に移行することもありますので油断は禁物です。

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