糖尿病になりやすい人ってどんな人?

糖尿病というと、甘いモノが好きな人になりがちな病気といったイメージがあります。
確かに甘いモノ食べすぎは体にとっては毒となります。糖尿病発症のリスクはもちろん、虫歯、肥満などのリスクも高くなります。しかし、必ずしも直接的な原因とはいえないのです。

では、糖尿病になりやすい人というのはどんな人なのかでしょうか?
糖尿病には1型糖尿病や2型糖尿病、妊娠糖尿病など…原因によってどの糖尿病を発症するかが異なってきます。たくさんの要因が複雑に関係してくることで発症しますから、たとえ同じように太っていたとしても、糖尿病になるかならないかは他の要因も関係してきたりするのです。例えば、家族や親戚に糖尿病患者がいれば、それだけ発症リスクも高くなるのです。

ちなみに、糖尿病の中でも定番ともなっている1型糖尿病と2型糖尿病。
1型糖尿病は白人に多く、フィンランドやスウエーデンなどでの発症率が高いようです。そして、2型糖尿病は日本人に多く見られます。その割合は、日本人患者の9割以上にもなるといわれているのです。

糖尿病は伝染病ではありませんが、遺伝子的に継承してしまう可能性も高いもの
食事や生活習慣が同じ条件の人でも、家族に糖尿病発症者がいればそれだけリスクが高くなるのです。

また、年齢的な立場でも異なります。1型糖尿病は年齢に関係なく発症するとはいえ、ほとんどが10代や20代といった若い世代です。食事や生活習慣が原因となって発症するわけではありません。
2型糖尿病は年齢が上になるほどそのリスクが高くなるもので、こちらは食事や生活習慣が主な原因となります。

ストレスアルコール、そして甘いモノの食べすぎは直接的な糖尿病の原因にはなっていないようですが、引き金的な要因にはなっています。発症する確立を高め、病状の進行も早める事になると言われているのですから注意したいですね。

糖尿病それぞれの原因

糖尿病は、1型糖尿病と2型糖尿病、妊娠糖尿病とその他の糖尿病とに大きく分類されています。
同じ糖尿病とはいえそれぞれに原因が異なりますので、それによってどの糖尿病なのかも変わってきます。
糖尿病の原因を知っておくとことは予防策にもなります。それぞれの特徴を知り、糖尿病の発症を予防に役立てましょう。

①1型糖尿病の主な原因

1型糖尿病では、外敵から体を守る免疫系に異変が生じて起こります。
インスリンを分泌するすい臓のβ細胞を異物として認識、破壊。
それによりインスリンの分泌に支障がでるようになると、血液中の血糖値は正常にコントロールされなくなります。そして、糖尿病を発症…。まだ詳細な事は判明しておらず、遺伝や自己抗体、ウイルス、食品などその原因に関係しているのでは…と言われています。

②2型糖尿病の主な原因

遺伝や年齢、肥満、生活習慣などが原因でおこる糖尿病。日本人で最も多いタイプです。
運動不足や不規則な生活、偏った食事などが特に大きな引き金となっているようで、きちんとした生活をしていれば発症する事もなかったかもしれない…と言える病気です。また、年齢が上がるほどリスクも高くなり、40歳を超えるとグンと発症リスクが高まります。

③妊娠糖尿病の主な原因

妊娠中はホルモンが大きく変化しています。
おなかの赤ちゃんを育てるためにも必要となる多量のホルモンが、母体のインスリン抵抗性を高めてしまうのだそうです。母体のインスリン分泌が不十分であると、血糖値が上昇して妊娠糖尿病…となってしまうのです。他にも、遺伝や肥満も原因として考えられています。
ですが、他の糖尿病とは異なり、ほとんどの人が出産と同時に解消していくという、他の糖尿病とは異なる特徴があります。ちなみに、治療のラインとしては他の糖尿病よりも厳しく、予備軍程度の血糖値でも治療の対象となります。

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